工学部
自分の手でつくる、確かな感覚を工学部で知ってほしい。
日本の根幹はものづくりです。資源のない日本はものづくりで世界に貢献する、これは決して変わらないでしょう。現場で即戦力になる学生を育てるというのが、工学部の使命のひとつだと考えています。そのために現場で起きるさまざまな問題に、勇気をもって向き合えるエンジニアを育成することを目標としており、本学では企業経験を持ち、現場感覚に長けた教職員が積極的に指導にあたっています。また、AIはこれからどんな分野でも必要になるという学長の考えで、学部学科に関係なく基礎的な学習が可能なカリキュラムが組まれています。就職率は高いレベルを維持しており、有名企業からの引き合いも増えています。エンジニアに限らず、工学的なセンスはあらゆる分野に通用します。AIを含む先進的なIT技術と、化学?物理実験や油まみれの手によるものづくりの基本を融合させることで、社会が望んでいるものづくりDXが成立します。ぜひ、「自分の手を動かして作る」という重要性をわかってほしい。IT技術を知り、手を動かすことを身につければ、10年後20年後でも大事にされるはずです。
工学部 学部長 福島 祥夫教授